
こんばんは!!昨日梅雨入りした奄美よりホマレがお送りします。
梅雨2日目はすっかり雨模様・・・・。
日本で一番早く入ったのでこの調子で早めに梅雨明けしてほしいと願います☆
今日のご紹介はカイメンカクレエビ属の1種3 学名:Periclimenaeus sp.3
先日ガレ場ポイントの岩の裏で初めて観察できた個体です。
イタボヤという種類の仲間を宿主にしているエビなのですが、この個体は宿主が紫色をしていたため、きれいな紫の体色になっていてなかなかきれいな個体でした。
お腹にもびっしり卵を持って近くに小さな相棒も。
片腕はポパイの鍛え上げた腕のようなごっついハサミをしているのですが、もう片方は細めの小さなハサミ!!
用途に寄って使い分けがされているのでしょうが、それは観察不足で分からず・・・・。
変わっているのはその隠れ方で、宿主がのっぺり薄い分隠れるスペースも自分で作るのか、
薄く宿主を自分の体に合わせて切り取ったようなスペースに入り込みます。
ちょっとわかりづらいのですが、この写真は隠れているところ!!
もう一個体も同じスペースではなく自分のスペースを同じホストに作っていました。
それにしてもエビカニ好きにはたまらないフォルムと色合い☆
これから色違いのこの子たちも探すことが出来そうです。
いろんなところに隠れた甲殻類がこれからたくさん出てくる季節。
ワクワクが止まりませんね!!
早く梅雨明けろ~!!入ったばかりですが・・・・。
諏訪 誉
CATEGORY:奄美大島