
いつの間にか2018年も最後の月に入ってしまいました。
毎年思いますがあっという間に年が明けたと思えばあっという間に年の瀬!!
これから始まる冬はまたこの季節の風物詩である生物たちとの出会いが楽しみでなりません。
そんな中今年はいつもより出会える数が少なかった
フィコカリス・シムランス 学名:Phycocaris simulans 和名がないので学名読みです。
何パターンかの形に変化するエビですが、よく見かけるのはこの藻タイプ!!
擬態の上手さで目を離すとどこに行ったか分からなくなってしまうときもあります。
この日は2個体ペアで居てくれました。
大きな方がメス小さな方がオス、よく見ると卵らしき粒粒が大きな方のお腹には見えます。
ふわりふらり泳いで移動するのでこのエビを知らない方は完全に藻の切れ端だと勘違いすることも(笑)
でも見つけると同じエリアで大きく海が荒れなければ居てくれるのでガイド的にはありがたい生物のお一つなのです。
今年は生物の出方が全体的に遅めなのでこれからよく見られるようになるかもしれません。
他に海藻タイプとホヤタイプもありいろんなタイプに出会えるのはこのエビの嬉しいところ。
違うタイプも探して見たいと思います♪
諏訪 誉
CATEGORY:奄美大島