夏の終わりはちょっぴり切なくなります。こんばんは!奄美大島よりがんちゃんです♪
この夏共に汗を流してくれた研修生たちが研修期間を終了し、それぞれの場所へ帰って行きました。
懐かしい自分の学生時代を思い出しました~(あれから7年・・・)
さてさて夏の季節は、水温が上昇し、水中生物が生き生きとしてくる季節☆
特にハゼは水温が高いと、砂地からよくでてくれていて、ハゼ好きにはたまらない季節かと思います!
私の中でハゼ=砂地。奄美に来るまでは、この図式だったんですが、
こちらに来てみるとサンゴの中にもハゼがいる!いる!おぉ・・・この丸っこい子たちがハゼ??
「かっ、可愛いじゃないか~!」
兎に角、丸っこいフォルムには目がない私。
まるで隙間産業かのごとく、サンゴの隙間で生活するために、進化したんじゃないかと思われる(勝手な想像です)丸いフォルムのハゼを見て、ニンマリする私。
よし、撮影撮するぞ~!って意気込むんですが、この子たちのいる環境は、狭い隙間のサンゴの中。撮影はかなり難しいです・・。
ゲスト様に紹介し、一度はカメラで撮影を試みるも、手を左右に振り、ムリムリ~の合図がでる事もしばしば・・・。
じゃあ、どうやったら撮影できるの!?・・・お答えしましょう!!
ずばり、「枝状のサンゴの隙間間隔は広いサンゴに住んでいる子を探す!」です。
そこは、やっぱり現地ガイドが頑張りたいと思っています!ハイ。(笑)
そんな訳で、常日頃撮影しやすい子いないかな~とサンゴを覗きまくっています(・∀・)
通常サンゴの隙間間隔は1センチ未満です。それが1センチ以上~2センチ未満くらい開いていると、ここでいう良い場所に当てはまります。
たま~にそんな良い場所に住む子に出会う事があります。テンションが上がる瞬間です(笑)
この夏そんなよい場所に住む子を見つける事ができました~!ヤッタ~♪
その中にいる子は、クリーム色の体に黒いヒレがパンダを連想させる♪ 萌えポイントの高いパンダダルマハゼです。
ぽかんと開いた口や、体が丸々してゆるキャラのようで、とっても可愛いです。今回はペアで撮影できました~!
実はダルマちゃんのいるあたりに卵を守っているんですよ~^^ 自分も半信半疑で撮影していたのですが、
海から上がってチェックすると、やっぱり卵だ~。どうりで同じポジションにまた戻ってくる訳だ!と納得しました。
撮影は、一人ではなかなかライトを奥まで正確に照らすのは難しいので、ガイドさんか、バディにライティングをお願いしましょう~。
後は、気合い(粘って)で撮影しましょう!押忍(笑)
もう一枚は、細い~サンゴの枝の中に住む、アカネダルマハゼ!
この子、アゴまわりにヒゲがちょっと生えているんです。
口の開き具合もなんともいえません♪ハヘって感じしません!?しますよね!?(笑)
この子もパンダダルマハゼ同様、よい場所に住んでいる子も狙います。そして、成魚より、幼魚が狙い目です。 なぜかって~??
幼魚の方が可愛いからです!・・・・単純ですね~(・∀・)
もちろんそれもあるんですが、成魚より、幼魚の方が警戒心が薄いのかじっとしている事があります。後は、置きピンです^^
難易度高めのサンゴの中にいるハゼですが、その隙間には、魅力溢れる生物が沢山います。 撮影できた時は、喜びもひとしおですよ~♪
諦めずに一緒に頑張っていきましょう!
いつでもお供しますよ~^^
以上!がんちゃんでした!
明日は西表島よりマサヒロさんがお届けです~♪