親方が上京している間、ミニチュアダックスのメロンは店でお留守番です。
飼い主を失ったメロンはまるで生きる希望を失ったよう。
遠い目をして窓の外を眺めるばかり。
エサも喉を通らず、大好きなフリスビーにも興味を示しません。
店の中でされると困るので、
トイレの時間には外に連れ出すのですが、
シュンとしたまま一向にする気配がありません。
リードを外してあげると、途端にダッシュで裏の畑へ逃げ込みます。
ゼーゼー、ヒーヒー追いかけまわし、
やっとこのことで捕まえて。
店に戻ってくると、そこでジャーーー・・・・
もう、ばか。
伊豆諸島・八丈島より、石野です。
僕が見習いの時に教わったフィンを蹴るときのコツ。
それは、力みすぎないこと。
あまりに強く蹴り過ぎると、肩が動いて力が分散し、
足を開きすぎると、水の抵抗を受けてブレーキがかかります。
程よい力で、程よく開く。
そして動きは滑らかに、フィン全体で水を感じて。
すると、それまで自分の動きを鈍らせていた水の抵抗が
突然、推進力となって押し出してくれるんです。
今年一年、僕は何のためにどうして生きよう。
将来の夢はでっかく、目標はたくさん浮かぶけど、
それらすべてを達成することは土台無理な話です。
程よく焦りながら、程よく気長に。
背伸びしないで自分にできることを少しずつこなしていく。
そうすればいつか、ギューンと推進力を得て飛び出せる日がやってくるかもしれません。
その日まで、どうやったらうまくいくか 試行と改善を繰り返します。
独立の夢、簡単に諦めたくないですから。
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