
皆様、こんにちは。
今日は葉山から田中翔がお届けします。
台風の影響をもろに受けていた葉山・・・。
昨日から2週間ぶりにようやく潜れました。
本日は、やっと自分で見つけることのできたアミメハギの抱卵について書きます。
アミメハギの抱卵の特徴は、他の生物と比べるととにかくハッチアウトまでの時間が短いのです。
その時間は、およそ1日~3日。
その間、アミメハギのメスは酸素を含んだ新鮮な水を、鰓や口でおくります。ベラなどの魚が近づいて来たときなどは、これを懸命に追い払います。
あの小さい口で、水をおくっている姿は本当に可愛いです。
親のアミメハギもなんだかハッチアウトを促そうとしているようにも見え、
たぶん僕が、プレッシャーを与えてしまったのかなと・・・。
反省です・・・。
それでも僕は、どうしてもハッチアウトを見たくて、アミメハギの冷たい目線も感じつつ、
ずっとその場にいさせてもらいました・・・。苦笑
待つこと5分、少しずつですがハッチアウトをして行きました!!
すっごいわかりづらいのですが、写真の中央に1匹アミメハギの稚魚が写っています。
アミメハギの幼魚も浅瀬にたくさん観察でき、少し前にハッチアウトした子達が無事に大きくなっています。
僕が見た子達も無事に育ってくれるといいなあ~~
これからも、いかに生物に与えるプレッシャーを少なくして、ガイドや写真を撮ることができるか、
これってガイドの腕の見せどころですよね!?
これからも潜りこんで勉強していきたいと思います。
以上、翔でした。
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