
みなさん、こんにちは。
葉山から田中翔がお届けします。
6月に入り、水温も20度を超えてきました。
生物達も少し活発に動き出したように見えます。
今日は、フタホシニジギンポの抱卵です!
良く知られているニジギンポとは姿、形はよく似ているのですが、抱卵行う環境が少し違います。
ニジギンポは、サザエの殻、二枚貝の中、空き缶など少し広々とした環境を好みます。
フタホシニジギンポは、自分の体が入るぐらいの小さい穴に抱卵することが多く、
狭いスペースを好みがちです。
なので抱卵していても、写真も撮り辛いのでスルーしがちでした。。。
先日、たまたま直径3センチぐらいの、フタホシニジギンポにしてはかなり大きい穴で、抱卵している子を見つけました。
この時はまだ、卵も成熟しておらず産んでから2、3日ぐらいでしょうか?
小さいきれいな赤色の卵です。
見た感じ、ナベカの卵とよく似ています。ナベカも近々紹介します!!
そのあと、3日後の卵の様子です。
発眼していて、生命力がビリビリ伝わってきます。
フタホシニジギンポは今までちゃんと記録をつけていなかったので、この観察し易いチャンスを
活かしていこうと思います。
卵好きには絶好のシーズン!
今月中に抱卵現場を狙っている生物はあと、8種類!
なんとしても全部見つけるぞっ!
以上翔でした!!
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