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ニジギンポ抱卵 

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翔ちゃん

活動エリア:高知県 柏島

所属ショップ:ダイビングサービス PARADI

こんにちは、本日は、葉山から田中翔がお届け致します。
台風の影響で7月に入ってから、ほとんど葉山にエントリーができておりません。
そんな日が続くと、今年1年間は、とことん抱卵観察をやろうと決めている僕は、海を眺めながら、
もうハッチアウトしたかなとか、新しい卵産んだかなとか、これぐらいは卵成長しているだろうなとか、妄想をする日々が続きます。

そんな中ですが、今日は6月から観察を続けている、ニジギンポの抱卵について僕の妄想も含め、書きたいと思います。

2枚貝の中に綺麗に卵を産み付けているニジギンポの抱卵現場を6月8日に確認しました。
その後、休みでカメラを持って入ったのが12日でその時の様子がこちらです。

20130605-DSC_3247
胸鰭のところに注目して欲しいのですが、卵の成長段階が2つに分かれているのが見えますか?
8日に確認した時は、ここまで貝にびっしり卵は産み付けられておらず、発眼している部分のみ卵が観察できました。
ここで僕の2つの妄想が膨らみます。
①成長過程の違う卵があるということは、2回に分けて卵を産んだということはわかりますが、はたして同じ雌の卵なのか??
②雄は卵を守って抱卵場所を動かないのにどうやって求愛までもっていったのか?
この2つはその後、観察を続けていくと何となくわかってきました。
まず、①同じ雌なのかという妄想は、断言はまだできませんが違いました。
ガイド中に、尾鰭が少し切れている雌がこの雄の抱卵場所にふらふらと寄っていきました。
その、2日後に今度は違う雌が、この雄のところにやってきているのを見かけました。
そして、求愛と思われる動きを雌がとっていました。この動きは、雄の周りをゆっくりと泳ぎながら
膨らんだお腹を雄に見せつけるような感じです。時折、貝の中をのぞき込んでいるようにも見えました。
ここで2つ目の妄想もわかってきました。
卵を守っている期間、雄から積極的に求愛をするのではなく、雌が雄のところを徘徊して雄に
まだ、抱卵できる空きスペースがあれば、求愛して卵を産んでいるのではないかということです。
この、2つはニジギンポに関する、論文や、文献を読んで、この妄想はなかなかいい線をいっているのではないかと、我ながら久しぶりのヒットでした。
実際に、ニジギンポは繁殖の時期によって、求愛に熱が入る性が変わるようです。
そんなことを考えながら、この抱卵ポイントに行ける時は観察を続けました。
この卵もオスの頑張りを経て、14日~16日後にハッチアウトを迎えました。
的確に何日後と言いたいのですが、間がクローズして観察できませんでした。。。
ハッチアウトを終えたら、すぐに新しい卵を守るイクメンの雄。
20130622-DSC_4671
シーズン終了までしっかり観察させて頂きます!!(笑)

以上翔でした!

 

 

CATEGORY:葉山

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