
西表島・遊びなーらのまさひろです。
毎週のようにやってくる最強寒波のおかげで、1~2月は西表島も記録的な冷え込みとなっていましたが、そんな中でも島の先輩ガイドと一緒に潜り込みをしていました。
おかげで新しい発見もちょこちょこありまして・・・。
いろいろ紹介したい所なんですが、今回はこの時期ならではという事で、初めての『ウミウシ特集』をやってみようと思います!!
比較的よく見られるウミウシから、ちょっとレアなウミウシまでいろいろご紹介していきますよ☆
まずはユキヤマウミウシ。
冬になるとよく見かけますが、必ず見れる!っていうほど数は多くないです。
そういえばユキヤマウミウシを一眼で撮った事が無いなぁ・・・と写真を見ながら振り返ってました。
パッと見ただのイボウミウシに見えますが、実はまだ和名の決まってないウミウシで、
学名の『フィリディエラ・ニグラ』で呼ばれているウミウシです。
一応珍しいんですが、写真を撮ってくれる人はいません。笑
こちらはミゾレウミウシ。
ミゾレウミウシ自体はほぼ確実に見せれるウミウシなんですが、
写真のように顔のようになっているミゾレを見つけたらかなりラッキー☆
ウミウシも1匹1匹模様が異なるので、この辺まで気にしながら見てみるといいですね♪
シライトウミウシ(?)が2匹いるように見えますが・・・
実際にいるのは1匹だけで、泡が鏡のようになって写り込んでいます。
いわゆる『ミラー撮り』とか『天空撮り』とか『鏡面撮り』と言われている撮影方法ですね。
ウミウシ自体は超普通種ですが【撮り方】の工夫次第でかなり楽しめます♪
派手な色したアカテンイロウミウシ。
色合いがキレイなので、比較的人気もあるウミウシです。
いたら必ず紹介しちゃいますね♪
トウモンウミコチョウは必ず決まったカイメンに居着くので、1年中チェックしています。
夏でも見られる事はありますが、やはり安定して見れるのは水温の低いこの時期ですね。
体長約1センチの極小サイズですが比較的見つけやすく、人気もあるのでいたら嬉しいウミウシです☆
出ると必ず紹介するパンダツノウミウシ。未だにかなりの人気者です♪
これも決まったカイメンに居着くので、1回出たらしばらく見れます。
ショータがハマっている『スヌート撮り』とまではいかないですが、
白が目立つようにと思い黒抜きにしてみました。
最初はコンペイトウウミウシかな?と思いましたが、よーく見たらうっすら黄色い線が入っているのでキスジカンテンウミウシかな?
体長約1センチの極小サイズだったので、夢中になって写真を撮ってしまいました♪
わりとよく見かけるウミウシでも、サイズが小さいというだけで一気に人気者になったりします。
ラストはトリトニア・ボーランドイというホクヨウウミウシ属の一種。
初めて見たウミウシだったんですが、調べてみたらムチヤギ科の Verrucella aurantiaに着生するウミウシで、沖縄などの南方でも見られるとの事。
ムチヤギに着生するウミウシがいるという事も初めて知ったので、また1つ勉強になりましたね◎
この冬いろいろ勉強になった事も多いので、これからもっと発信していかなきゃ!!
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