
西表島のまさひろです。
12月に入り、西表もやっと冬らしい気候になってきました。
一昨日までは半袖・短パンでも暑くて、ヒーヒー言ってたんですけどね。笑
そのヒーヒー言ってた先週末は、スタンドアップパドル(以下:SUP)の大会、【西表 SUP FESTIVAL(以下:ISF)】が行なわれていました。
今年で2回目なのでまだまだ歴史は浅いですが、昨年に比べ参加者や協賛も増えて、規模がかなり大きくなったこの大会!!
昨年に続き、この大会のレスキュースタッフとして、ヒーヒー言いながら参加しておりました。(もうヒーヒーはいいか。笑)
ジャングルやマングローブに囲まれた西表島は、他の地域の大会に比べ景観も抜群!!
あまり流れのかからないコースでのんびり楽しめる所もあれば、
少し沖へ出ると一気に潮流の影響が出るコースもあるので、
初心者からベテランまでいろんな人が楽しめるコースリングになっています。
何人かはリタイアする人が出るかなぁ・・・と思ってたんですが、
今年はみんなリタイアする事なく、全員が最後まで漕ぎ切る事ができました◎
また、夜には懇親会も兼ねた打ち上げも行われました!!
昨年はお店を貸し切って行ったんですが、今年は人数が多すぎとの事で、
公民館を借りて大々的に開催です☆
その中で1番力が入ってたのが、このSUP盛りです!!笑
SUPのボードの上に尾頭付きの魚が並べられて、みんなの前に運ばれていきました。
もう朝の大会から夜の打ち上げまで、1日中大盛り上がりでしたね~☆
天気や海況、そして優秀なスタッフ陣に恵まれ、大きなトラブルもなく終える事ができてホッとしてます◎
SUPをやってる人も、これからやってみたいという方も、ぜひ来年の大会に参加してみてはいかがでしょうか?
さて、このままだとSUPの紹介だけで終わってしまうので。。笑
最近の水中事情もご紹介していきましょうね。
西表は11月30日まで、水温が27℃を記録してました!!
この時期に27℃なんて・・・真夏の小笠原とあまり変わらないコンディションです。
その影響もあってか、この時期から発見が多くなる南方系のウミウシが、未だに全然出てきてないし、
マグロやカマスといった回遊魚も、未だ大きな群れは出てなくてイマイチな感じ・・・。
しかし、トウアカクマノミは今でもバンバン卵を産み付けてます!
未だに水温が高いので、産卵~孵化までは夏時期と同じサイクルで観察できてます。
このトウアカクマノミは、頑張ればビーチからでも見に行けるので、
毎日通って卵の経過観察!とか、いつかやりたいんですよね~☆
同じクマノミネタでもう1つ。
白いイソギンチャクとハマクマノミの紅白撮りです!!
今年は高水温が長く続いてしまった影響で、イソギンチャクやサンゴの白化が目立ちましたね。
ただ、イソギンチャクの白化は、イソギンチャク自体が死んでしまう事はない!と聞きます。
イソギンチャクは本来白いのが普通で、中に藻が入り込む事で色が変わります。
サンゴの場合は白化が原因で死んでしまう事もありますが、
イソギンチャクの白化は、本来の色に戻っただけ・・・という事になるらしいです。
昔は白化したイソギンチャクを見ると心が痛かったんですが、
これを知ってからはあまりネガティブには考えず、プラスの捉え方ができるようになったかな?
知ってくると違った目線で物事を見る事ができます◎
これからも日々勉強ですね~!!
まさひろ