
西表島のまさひろです。
今から遡ること4ヶ月、このブログで『独立を視野に入れた次のステップに進みたいと思います!!』
と書かせてもらいましたが、4ヶ月経過した今、ようやく形になってきたのでご報告です。
まさひろ 改め 平野 正浩、西表島でダイビング屋として独立します!!
新しいお店の名前は、西表島ダイビングサービス『遊びなーら(あしびなーら)』。
沖縄の方言で『遊び庭』と書いて「あしびなー」と読む言葉があります。
「様々な人や文化が集い楽しむ場となるように…」って意味がある言葉です。
そしてもう1つ『なーら』というのが、僕が住んでる白浜集落の目の前に『仲良川』と書いて「ナーラ川」と読む川があります。
『仲が良い川』と語呂もいいので、その2つを合わせて『遊びなーら・みんなが集まって楽しめる&仲良くなれるお店』
という意味を込めてこの名前にしました。
HPの作成は高校時代の友人にお願いをしている最中です。
本来ならここでURLも貼って紹介したかったんですが・・・
まだぐちゃぐちゃな状態なので、今回は止めときました。(が、検索したら一応見れます。)
たくさんの方にご迷惑をかけ、たくさんの方に助けられ、ようやくここまでやってこれました。
本当にありがとうございます!!
今まで『今後はどうするんですか?』と連絡をくれた皆様、明確な返事ができず大変申し訳ありませんでした。
本来であれば前回のブログ更新時にこの報告をしたかったんですが、あの時は独立する上で必要な書類が足りてなかったんです。
先週、ようやく税務署や警察署に出す申請用紙が受理されました◎
探していた船も契約書を交わし、5月末には手に入る予定です。
この4ヶ月はいろんな事が急激に決まったり、決めていた事が急にダメになったりと、
かなりドタバタしていましたが、今年の夏からは心機一転頑張っていきたいと思います!
さて、この4ヶ月はほとんど開業準備で海に潜っていなかったんですが、先日からようやく本格的に潜り始めました。
水温は23~24℃、回遊魚からウミウシまで楽しめる季節ですが、今日はこちらをご紹介です!
マンタですね♪
正確には『ナンヨウマンタ:学名Manta alfredi』といいます。
以前までは「オニイトマキエイ:学名Manta birostris」という1属1種の生物だったんですが、
2009年12月に別種だと判明し2種に分かれました。
石垣島や西表島をはじめ、国内にいるのはほとんど【ナンヨウマンタ】で、体長は3~4m前後。
一方、小笠原諸島や海外などで見るマンタはほとんどが【オニイトマキエイ】で、体長は5m前後とやや大きくなります。
他にも背中やお腹の模様などでも見分ける事ができますが、ほぼ『分布』と『大きさ』で識別できるかと思います。
マンタといえば隣の石垣島が有名かと思いますが、西表島にもマンタポイントがあるのはご存知でしょうか?
西表島のマンタポイント『鹿ノ川・中ノ瀬(かのかわ・なかのせ)』は3月~GWにかけての春先がベストシーズンなんです!
「あれ?マンタって秋がシーズンじゃないの?」と思う方もいると思いますが、
一般的に西表島は春、石垣島は秋にマンタが集まりやすいんです。
この時期のズレは、ポイントの位置、潮の当たり方、水温、プランクトンの発生率など、
いろんな環境から起こってる事だと思いますが、マンタの生態にも深く関わっています。
マンタは魚類なのに珍しく交尾をする魚で、妊娠期間は約1年、1回の出産で体長1m前後の子供を1~2匹産みます。
求愛→妊娠→出産というサイクルが約1年でまわっていくため、毎年似たような時期にたくさんのマンタが見られるという訳ですね。
(もちろん他の要素もたくさんあると思いますが)
マンタが集まれば集まるほど求愛に夢中になるので、目の前や真上を通過する事もありますが、
真上を通過する時は、できる限り泡を当てないようにしてあげて下さい。
またまだ分からない事も多いマンタの生態ですが、このままの調子ならGWも大活躍してくれる事間違いなし!ですね。
遊びなーら まさひろ