
西表島・あしびなーらのまさひろです。
次のブログ投稿日は9月6日(水)だったですが、先日潜ったあるポイントでものすごい光景を見つけてしまったので、急遽フリー投稿を使ってご紹介です!!
・・・っとその前に。
先日8月30日に『世界の何だコレ!?ミステリー』とう番組で西表島特集を放送したんですが、その中の『サンゴの産卵』の撮影協力をさせて頂きました。
いろんな方から「テレビ写ってるぞ!!」とご連絡を頂き、なんだか恥ずかったですが。笑
こうして西表島が取り上げてもらえるのは嬉しいですね♪
放送内容に関してはいろんなご意見もあるかと思いますが、できる限りの事はしたつもりです。
また、一緒に潜った水中カメラマンの長田さんからも、サンゴの産卵に関する貴重なお話をたくさん聞けたので、
来年の産卵データとして活用していきたいと思ってます!!
さて。
前回のブログでモエギハゼをアップした所、早速反響があり『見たい!!』とリクエストを受けました。
水深の問題は解決していませんが、リクエストを頂いた方は昔からの知り合いで信頼もできるダイバーさんだったので、
お試しでちょっとソコ(底)まで行ってきました。(翔くんお気に入りの言葉パクらせてもらいました。笑)
モエギハゼ~!!
いや~ いつ見ても惚れ惚れしちゃいますね~☆
ひとまず大人のヒレ全開写真(図鑑写真)は撮れたので、次は幼魚を狙いたい所です!
・・・( ゚Д゚) !!
なんと、モエギハゼがいるすぐ近くには、深場のハナダイ系がうじゃうじゃいました。
フチドリハナダイ、アカボシハナゴイ、スジハナダイ….etc
これはヤバイものを見つけてしまったなぁ。
こんなの見てしまったら、また深場に行きたくなっちゃうじゃないか~!!
同じくフチドリハナダイygの写真ですが・・・
この写真を見返したら、何やら気になる魚が写ってるじゃありませんか!
それがこちらの魚。
この2匹です。
ピントもズレてるし、手前の子は違う魚が被ってて余計分かりにくいですが、もしかしたら『ホカケハナダイ』という魚の赤ちゃんかもしれません。
非常に稀な魚で、僕もまだ1度も見た事がありません。
・・・いや。見た事無いというのは言葉のアヤかもしれませんね。
実は水中で何度か目にしてるんですが、正直『グルクンの子供』だと思っててスルーしてました。笑
しかし、よーーーく考えてみると・・・
・同じ根に必ずいる(グルクンは回遊します)
・動きがグルクンとは微妙に違う(グルクンより動きがゆっくり)
・色もグルクンとは微妙に違う気がする(少しオレンジ色っぽかった)
・図鑑やネットの画像で見るホカケハナダイにそっくり(しっぽの先が赤い所とか)
・島の先輩ガイドが昔1回だけ-40mで見た事があるらしい(一応環境もそっくり)
以上の事から、ホカケハナダイがいるかも疑惑が浮上しました。
ホカケハナダイは、昔伊豆エリアで目撃があったみたいで、水深5m~7mと浅い環境で見れてたらしいです。
その後、石垣や柏島での発見例はありますが、西表でのホカケハナダイ情報はほぼ皆無。
上に書いた先輩ガイドの情報1つしかありません。
これが本当にホカケハナダイなら、なかなかナイスな発見だと思います!
こりゃ次回また見に行くしかない!!
深場に行った帰りに、なんとアカネハゼも発見!!
実は僕も初めて見るハゼだったんですが・・・
最初は『派手なベラがいるなぁ』と勘違いする程でした。笑
水深も25mで見れるので、これなら普段のダイビングでもご案内できますね♪
そしてオキナワサンゴアマダイも水深21mで発見!!
アカネハゼとオキナワサンゴアマダイは、普段30m以深にいる事が多い魚ですが、
この水深で見れるなら、見に行く価値あり!ですね。
実はこのポイント、モエギハゼ狙いの深場専用ポイントとして新しく作ったポイントなんですが、
ちょっと移動すればハナダイ系もたくさんいるし、アカネハゼとオキナワサンゴアマダイが安定してご紹介できるなら、深場に行かないルートとしても活用してけそうです。
新しいダイビングポイントとして、今浅場の開拓も進めているので、これからの潜り込みに期待して下さい♪
今回ご紹介した生物以外にも、実はいろいろ写真が撮れてますが・・・
まずはホカケハナダイの疑惑を解消するのが先決ですね!!
できれば次回の投稿日(9月6日)にはご紹介したいと思いますので、お楽しみに~♪
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