
こんにちは!
本日は高知県柏島より、田中翔がお届けします!
先々週、年一のイベント「ウミノフォトフェス」も開催されて、多くのゲスト様と一緒に楽しんできました!
毎年の事ですが、フォトコンに応募されるゲスト様の写真のレベルが高い!!
審査員の鍵井さんも見ごたえがあったのではないかなと思います!
フォトフェスが終わってからも、鍵井さんを全力でガイドさせて頂いたりと、光栄で幸せな時間を過ごしてきました。
海の中は、台風前に良い潮が入ってきて、現在の水温は25度前後。
これくらい温かくなると魚も人もより一層イキイキしてきます!(笑)
5月の終わり頃から、イナズマヒカリイシモチ(イナピカ)もいたる所で口内保育している子たちが見られるようになってきました。
このイナズマヒカリイシモチは、1994年に柏島から報告された種です。
今、僕が知っている中で、コンスタントに見えているのは柏島、愛媛愛南、屋久島です。鹿児島、沖縄諸島の一部でも見つかったと聞いたような気が。。。
柏島では、このイナピカとマジマクロイシモチがヒカリイシモチの仲間としてはコンスタントに見えてますが、どちらもほかのイシモチと違い、口内保育中、卵を口から出さなくても下アゴの皮が薄いので見えてしまいます。
狙い目としては、イナピカの模様もはっきり見えて、卵も見えやすい斜め45°です。
こちらは5月27日に見つけたイナピカの口内保育。
卵を咥えてまだ間もないようで卵も白いです。
口開けなくても見えてます。(笑)
それから一週間後の様子です。
目がギラギラです!
心なしか親のアゴも下にシャクレてきたような。。。
この卵、次の日にはハッチしてました。
この場所は、岩影の薄暗い場所でしたが、他にもオドリカラマツやウミトサカ、ヤギ、ウミシダ、ガンガゼなどに寄り添って卵を守る子たちもいるので背景も綺麗な場所で撮れたりもします!
イナピカの口内保育は、この時期限定で期間も短いですので是非、リクエストくださいね~!!