
こんにちは!本日は高知県柏島より田中翔がお届けします。
GWに合わせて出てきてくれたハナヒゲウツボや、オレンジ色の綺麗なボロカサゴ、ホムラハゼも今シーズンも既にバンバン出てきてくれています。
しばらくの間居てくれている、ゴルゴニアンシュリンプや水深18mで見えるアケボノハゼ!
ハナイカのペアやイナズマヒカリイシモチも繁殖に向けて深場から浅場へ上がってきております。
そんな人気生物もたくさん居て賑やかになってきている柏島ですが、今シーズンの目標「生態」をブレずに行きたいと思います。
海の中でもアカイソハゼが縄張り争いをしていたり、クマノミも産卵をまじかに控え警戒心も強くなってきたように思います。
アオリイカ、ガラスハゼやミツボシクロスズメダイの産卵は始まっていて、追いかけたい生物が多すぎて目移りしてしまいます。
面白い時期になってきました!!
「アカイソハゼ縄張り争い」
日本には105種報告されていて、世代期間が1~3か月と極めて短いワレカラ。
好き嫌いがはっきりわかれそうな生物ですが、ファインダー越しに覗くと面白い動きをしたり、ワレカラの世界が少しずつ垣間見えてきます。
あと子守をしているという点で共感できるものがあるのか、個人的には結構好きな生物です。
「ワレカラの子守」
親の体にしっかりしがみついているのがわかります。動きづらそう。。。
母ちゃんは強しですね。
そんなワレカラも今の時期ならではというとアヤニシキと絡めて撮る!です。
「ワレカラonアヤニシキ」
もう少し水温があがるとアヤニシキ(紫色の海藻)がなくなってしまいます。
燃えるシチュエーションですよ!
ちなみにこのワレカラも子守中です。親と子の色がほとんど同じで何が何だかわかりづらいですね。。。
この辺りの季節感もしっかり分かった上でガイドできるように色んなことにアンテナ張っていきたいと思います。
いやぁ~本当に面白い時期です!!(笑)
柏島に是非お越しください!!!