
こんにちは!
本日は高知県柏島より田中翔がお届けします。
人気生物もたくさん登場し、海の中はまさにベストシーズンを迎えています。
毎日、新顔が登場してくるので、浅場も深場も気が抜けません。
サンゴの中でちょろちょろ動いて、ダイバーにも人気のあるハゼです。
今回は、サンゴを住処にしているハゼの卵守りです。
今年もこのペアで、数回産卵を繰り返しています。
卵を産む所は、サンゴの間の狭い隙間です。
なので当然、写真はもの凄く撮りづらいです。
この子もはじめは、凄く撮りづらい所でしたが、数日後に行くとサンゴが折れて見易くなっていました。。。
ダイバーが、意図的ではないとしても折ってしまっていました。。。
ついつい撮影に夢中になっているとっていうこともあることなので、紹介する側も気を付けないと行けないですね~。
幸いハッチアウト間近の卵でしたので、この子達は無事にハッチアウトを迎えました。
観察していて思ったことは、普段卵を守っている親は主に胸鰭を使って卵に新鮮な水を送ることが多いですが
パンダダルマハゼの住んでいるサンゴはとにかく狭いので、胸鰭を使うことも全くないわけではないのですが、
主に尾鰭を使って水を送っているように見えました。
サンゴに住むハゼの生態もすごく興味深くて、もっと深く追ってみたいと思いました。
これから徐々に水温が下がってきて生物の活動も緩やかになってくる時期ですが、今年の目標をクリアできるように生態を追っていきたいと思います。
これから徐々に水温が下がってきて生物の活動も緩やかになってくる時期ですが、今年の目標をクリアできるように生態を追っていきたいと思います。
CATEGORY:柏島