
今日は川奈より、すぎちゃんがお届けです!!
いや~、このブログでは最近、タマゴ戦争なるものが、勃発!?しているようですが、
戦いを好まない僕は戦いに参戦すべき?それとも中立を貫く?・・・
迷った挙句、乗っかちゃおうと思います (なんだよっ!戦争好きなんじゃんっ! 笑)
今回はカズさんが紹介していた、伊豆の定番!!「サビハゼ」のタマゴです!
(※ネタ被せは挑発ではありません。最近よく観察していたのでつい・・・ お許しを~ 笑)
産卵する場所は砂地の岩の下とか、板状のものの下とかです。川奈では水中に沈めてある土嚢などにも産むことも・・・
つまり、普通にダイビングしていれば見れるというものではありません
岩などをペロっとめくってみないと見れないです
(ペロっとの効果音は不適切だ・・・ 実際は「よいっしょっ、うっ、うぉーりゃーーー」かな 笑)
もちろん、岩のサイズによって異なりますが・・・
こうして、やっとタマゴにありつけるわけです
どうでしょうか?このきれいなタマゴ!みたら一発でメロメロです♪
産みたてのタマゴはきれいなオレンジ!!成長するにつれて、薄れて半透明になっていきます
すると・・・
ギョギョギョーーーっと目が見えてきます!これがタマゴの魅力の1つ!
殻から赤ちゃんの目が見えるのは良いですねぇ~♪
ここまでくるともうハッチアウト間近です
このタマゴは基本的には自然にハッチアウトしていくのですが
時にはこんな行動にも出ちゃうんです
どどーーんっ!!
これは何をしているのでしょう・・・
答えはハッチアウトを促しているのです
考えてみると、サビハゼから見た僕達、ダイバーは
まさに進撃の巨人の巨人族!
(ダイバー以外にも周りは敵だらけでしょうが・・・)
「食われる~」と思ったら、背鰭や胸鰭、時には頭を使って
強制的にハッチアウトさせるのです!!
子を思う親の愛がそうさせるのですなぁ~
泣けるぅぅっ
こうして、仔魚は元気に巣立っていくのです
川奈では巣立って行った個体が成長し、元気に泳いでいる光景が観測できています♪
サビハゼは一見地、地味なハゼですが、こういう生態を知っておくと、
また違った視点から観測でき、楽しみが広がるのではないかと思います
まだまだ語りたいですが、それはまたの機会に!!