
ちわっす。
串本よりマリンステージのわたるです。
各地でタマゴ戦争が勃発し、
さー串本も参戦だ!!って思ったら、
今度は幼魚の乱が始まりそうではないですか(笑)
串本も先日、レア幼魚が出現しました!
ベテランガイドさんでもはじめて見たという温帯種のキシマハナダイyg。
潮岬挟んで東のエリアにはいるのですが、
黒潮のあたる西のエリアではレアものです。
これはぜひ撮っておきたい!!と思い潜ったものの、
見つけた瞬間、シュっ…。
1ダイブ費やしましたが、それ以降出てきませんでした(T_T)
キシマの代わりにヒマワリスズメダイ幼魚です。
キシマに比べれば、破壊力に欠けますが、
この子も可愛い!特に名前(笑)
普通種のコガネスズメダイに似ていますが、
腹ビレが白く、深場を好む傾向があります。
残念ながら、新鮮な幼魚写真はこれのみ…。
以降はタマゴ戦争に参戦です~。
この時期になると一気に注目を浴びるのは、アオスジテンジクダイ。
口内保育をしていないときは、華麗にスルーされることが多いですが、
実は目のラインがキレイなのです。
口を空けて、卵が見えるのはほんの一瞬。
ゆっくり時間をかけるのが撮るコツです。
溢れんばかりの卵がオルトマンワラエビのお腹に宿っています。
目の前に大きな生き物が現れて、
ピカピカ光ってるのに、
このスマイル。
肝っ玉かあちゃんです。
串本で一番人気の卵ネタはやっぱりこの子。
アゴアマダイこと、ジョーフィッシュの口内保育。
人慣れしているので、どんどん寄らせてくれます。
ただ、ずっと卵を咥えているわけではなく、
時々、巣の中に置いてくるときがあります。
そんな時、どうやってまた咥えてもらうかと言うと…
軽く脅かしてあげる♪
危険を感じてるから、咥えるんだと思うけど、
巣の中に置いてあげたほうが安全ではないですか??汗
最後は定番中の定番、クマノミの卵。
通常は岩肌に産むところを、
この子はクロチョウガイの上に産んでいます。
去年も同じところに産んでいたので、なにかしら都合がいいのでしょう。
他で見たことのないシチュエーションなので、
お気に入りの卵スポットです。
これ以外にも、
スズメダイ系やギンポ系などの卵もあり、
まだまだタマゴ戦争まっただ中ですが、
これからは幼魚シーズンに突入!
今年は、ハナダイ系幼魚の出が悪いですが、
次回の更新日までにはいろいろ出て来てくれるといいなぁ~!
ほんじゃまた~。
マリンステージ串本店 わたる