HOME>最新情報>ニューカレドニア>ヒラムシの交接シーン

ヒラムシの交接シーン

Avatar photo

カッシー

活動エリア:ニューカレドニア イルデパン

所属ショップ:KUNIE SCUBA CENTER

MG0
ニューカレドニアではよく見かけるヒラムシの一種プセウドビケロス・グロリオサス(Pseudobiceros gloriosus)。雌雄同体である彼らは自分の生殖器を武器として戦い、敗れて生殖器を突き刺されたほうが雌として体内に卵を宿すという変わった繁殖行動の持ち主。この繁殖行動の一部始終を見ることができました。

MG1
まず二個体の彼らが対峙しているところに遭遇しました。ここから観察を開始しました。

MG2
戦いの始まりは、右にいる個体が上体を反らして腹側から白い生殖器を取り出しました。生殖器の先端は2つに枝別れしています。

MG3
右の個体が生殖器を突き刺そうと、左の個体に向かって生殖器を向けて少しずつ動き始めました。

MG4
左の個体は上体を反らして右の個体の生殖器を避けました。すると今度は左の個体の腹側の中心付近が白くなり始めました。

MG5
左の個体が応戦するかのように生殖器を出して、右の個体に向かって動き始めました。1分間ほど、まるで剣士同士の戦いのように、お互いの生殖器を突き刺そうと振り回していました。

MG6
しばらくすると左の個体が生殖器を突き上げたまま動かなくなり、右の個体が過ぎ去って行きました。どうやら右の個体が勝利したようです。

MG7
現場ではわからなかったのですが、PCの画面で写真を見てみると右の個体が左の個体の腹側に生殖器を突き刺している瞬間が写っていました。ウミウシのようにお互いに子を宿すのではなく、勝負に負けた者だけが子孫繁栄のために子を宿す変わったヒラムシの生態のシーンを観察することができました。イルデパンでは水温の上昇とともに、多くの生物の繁殖行動が見られる季節となりました。これからどんな生物のどんなドラマが見られるかがとても楽しみです。

当サイトはお使いのブラウザをサポートしておりません。

PCでご覧の方へ

当サイトをご覧いただくには、最新版ブラウザをご利用していただく事を推奨します。

スマートフォン・タブレット端末でご覧の方へ

サポートしているブラウザは以下になります。恐れ入りますが下記記載のブラウザにてご覧ください。
また、iOS / Android以外のOSに関しては閲覧可能ですがサポート外としておりますので、表示崩れ等がある場合がございます。予めご了承ください。

ブラウザのJavaScriptが無効になっています

当サイトをご覧いただくにはJavaScriptを有効にしてください。