例年に比べ水温が高く、快適なダイビングが楽しめるニューカレドニアより、くぼっちがお届けいたします。
本日ご紹介するのは南太平洋の固有種「ブラックバタフライフィッシュ」。
主な生息地域は南部のニューサウスウェールズ州のグレートバリアリーフ(オーストラリア)とニューカレドニア、フィジー、トンガ、バヌアツ、サモアなどなど。
また、主にこの種は単独またはペアで行動しています。地域によっては、群れを形成することもあります。
ニューカレドニアでも現在、「テパバ」というポイントで10匹くらい一箇所に群れています。
撮影については成魚は警戒心はあまりないため容易です。
ですが、幼魚に関しては、成魚と比べると警戒心は強く、動きが素早いので上手く追い込まなければなりません。
この写真を撮るのにも追い込むだけで20分くらいは使ったと思います。←ただ追い込むのが下手なだけですが・・・笑
本来であればポリプを食べている瞬間を撮影したかったのですが、一瞬の隙をつかれ逃げられました(* ̄□ ̄*;
ということで、チャンスがあれば次も挑戦していきます!!
さて、最後に実はこの種、国際自然保護連盟(IUCN)Red Listに入っています。
リストに加わったのは2010年。
理由はサンゴの劣化により、近い未来に絶滅する見込みがるたためだそうです。
ただ、地域によってはまだまだ数は生息しているため、すぐには絶滅する恐れはないということで保全状況は軽度懸念(LC)となっています。
ホッ(-。-;)っと一安心です。
この種は、麻呂みたいな眉毛の模様が、とても癒される、大好きな生物なので、
初めて知ったときはさすがに驚きました。
今後はRed Listに加わっているということも視野に入れ、お越しいただいた皆様に紹介をしていきたいと思います。
以上。くぼっちでした(∩´∀`)∩