
ヌメアにある2つの沈船ポイントのうちの1つ。
船名は「TOHO 5」。元々は日本のマグロ漁船です。
1月ごろからスカシテンジクダイやキンメモドキが増え始め、船を覆い隠すほどの数が住み着いており、船内にもびっしり詰まっていて奥の船壁が見えないほど。
現在徐々に減少しつつあるスカシテンジクダイの群れは、6月ごろになると完全にその姿を消します。
この群れを狙う捕食者のオニヒラアジやコガネシマアジ、シロブチハタやスジアラも船内に集まってきています。数十匹のアジの群れが猛スピードで狩る様や、虎視眈々とアタックするチャンスを伺うハタ達が、海中の弱肉強食の厳しい世界を見せてくれます。食物連鎖の生態シーンを見れるのは今しかありません。
もちろん日本の漁船なのでトイレは和式です。
僕にはこんな暗く不気味なところで用を足す勇気はありません。。。
CATEGORY:ニューカレドニア