
皆さんはじめまして 小笠原ダイビングセンターの森田康平です
この度4月から新世代ガイドブログに参加させていただき東京都世界自然遺産の小笠原・父島から情報をご紹介します
小笠原は陸続きになったことのない海洋島で噴火で有名になった西ノ島や硫黄島・南鳥島に沖ノ鳥島も小笠原諸島の属島になります
交通手段は船のみと少し敬遠されがちですが2011年に世界自然遺産に認定され
定期船「おがさわら丸」も2016年で新造船になり快適になりました
そんな小笠原・父島は固有の生き物やイルカ・クジラなど
シーズンで見ものが変わるので
このブログで少しずつですが小笠原の魅力をお伝えできればと思います
では今回は冬から春にかけて見れる生き物をご紹介します
小笠原の冬といえば皆さん「ザトウクジラでしょ!」という方が多いと思います
僕がおすすめしたいのは「シロワニ」です
ご存知の方も多いと思いますが体長が最大で3mほどになる大型のサメ
どうですか!?
この顔はかなり迫力がありますよね
生態もおもしろくて交尾の際は男の子は女の子の体にかみついて行ったり
浮力調整のために水面まで上がってきて息継ぎをしていたり
卵食・共食い型といってお腹の中で生まれた子供たちはそこで共食いをして勝ち残った子が生まれてきます
子宮が二つあるので最大2尾のシロワニが生まれてくるんです
この写真だと上・手前側にいる子が女の子でその他が男の子です
女の子だけ体に白い傷がたくさんあるのがわかりますね
モテモテ女子なんです!笑
性格はとてもおとなしいサメで昼間は上の写真のように洞窟などの暗がりでゆっくり動いています
ほんとに目の前まで近づいてきたりするので
たまにゲストが叫んでいることもあったりするほど
シロワニを日本で見れるのは小笠原くらい
年末年始から4月くらいがベストシーズンでコンスタントに会えます
そんなシロワニに囲まれてみませんか?笑
シロワニの季節は水温20度ほどで小笠原で一番冷たい時期なので
ウェットスーツの方は5mmツーピースにフードベストもしくはロクハン
ドライスーツでもいいと思います
ではでは次回は今が旬の小笠原をお伝えしますね~!!お楽しみに!
コーヘーでした