
本日は小笠原よりコーヘーがお届けします!
今回は私がただただハマっている浮遊生物をご紹介です!!
まだまだ調査段階なのでとりあえず第一弾・・・笑
小笠原の浮遊系はだんだんと盛り上がりを見せていまして、三年ほど前からカメラマンの方も来島している状況なのです!
他のショップさんが時期になると浮遊系の生物をバンバン見つけているのを知って
それまでウミウシにハマって地べたばかり見ていた私を中層へと導いてくれました!大げさですが・・・笑
小笠原の周りは深い海に囲まれていることもあり、珍しい生き物が多いそう!
今では私も研究者の方とご連絡を取るほどに!まだまだ不思議がいっぱいなのです!!!
浮遊生物は昼間の安全停止中や夜のライトトラップ時に探しております!
そんな中からよく見られるものから大当たりの生き物まで少しお見せします!
オオタルマワシ この子は知ってる方も多いのではないでしょうか?白く写っているのは卵です!
潮によってですが昼間も夜も観察できます!
ムチオゾウクラゲ ゾウクラゲの仲間は安全停止中パタパタと泳いでいるので見つけやすいかも!
この子は小さかったですが大体30mmほどの子が多い気がします!
ヒカリボヤとそれに付くサガミウキエビ
ヒカリボヤを見つけたら中を覗いてみよう!(中は空洞になってます)
エビや魚が隠れていることも!
ここからは夜,ライトトラップをしてる時によく見る生き物たち
アオリイカの子 春先に産卵が行われるので5月~8月くらいまでは小さい子が沢山やってきます!
コエビ下目の仲間二種 動き回りますがゆっくりなので観察は簡単です!ライトのすぐそばまで来てくれます!
ここからはレア物を!
ハダカイワシ科キララハダカ属の一種 「新知見かも知れません。」と瀬能先生から聞いたときはガッツポーズでした!
ダイニチホシエソの一種 長いのは腸!外腸といって浮遊状態を維持するのに役立っているらしい!
ユキフリソデウオの一種 こちらはヒレがながーい!!浮遊維持やクラゲに化けているのではないかと!
ホテイエソ科の一種 よく見るとお腹の中にカイアシ類が!
イトヒキイワシの一種 ヒレが大きい!素晴らしく綺麗でうっとりしちゃいます!
最後はイトヒキイワシと同じくチョウチンハダカ科のソコエソ!!日本では初記録ということでした!!
上の魚たちはみんな深い海に暮らす魚で
普通は見れない子ばかり!!
目標はリュウグウノツカイやダイオウイカ!まだ誰も見たことのない生き物に出会いたいです!
こんな子達も小笠原の海の周りには沢山いるので
第二弾もお楽しみに!
コーヘーでした!!