
皆さんお疲れ様でございます!
小笠原のコーヘーです。小笠原は7月からの営業再開となっておりますが
皆様は他県への移動が可能になり少しずつ自粛も緩和してきたので、潜りに行ったのではないでしょうか?
どの地域もしっかりお客様をお迎えできるように調査や下見に行き
また楽しくダイビングができているようでとても嬉しいです!
小笠原はいい天気になり風景は夏のそれになってきました!
水温はまだ少し低めで23℃前後。
小笠原は他の地域に比べても水温が少し低く、黒潮の本流の影響もないため
一定した水温はあまり続かないです。
それでも海の中の生き物たちは、いち早く季節を感じ取り
私たち人間にその季節のうつろいを教えてくれます。
前のブログで書きましたがミドリイシの産卵が6月中にありました。
前の晩に産卵したサンゴたちの卵が海岸を彩ります。
においは強いですがそれよりこんな神秘的な出来事が集落の目の前で起きていることが
何よりも小笠原の魅力だと思います!
水の中はこんな状態!宇宙を感じさせるようなワイドな風景と
イルミネーションのようなマクロの風景。
陸上でも楽しめますが水中はさらに神秘的!
こんな命をつなぐ風景を見ると、普段はそこまで気にしていないサンゴたちも
海のなかの大切な生態系の1つで美しい生き物だと再認識させられます。
サンゴの産卵の下見に行った際にほんの水深数十cmのところで
わが子を守るロクセンスズメダイにも出会うことができました!
いつも自分の子供たちと遊んでいる海岸の足元では
生きる力をめいっぱい見せてくれる景色に出会えました。
小笠原タイプのクマノミの子供たち!
もう目がはっきりするほど成長していて、ハッチアウトまで秒読み。
ハッチの写真が撮りたいのですが、ビーチでクマノミが見れるところが
ほとんどないのでまだ撮影・観察ができていないですが
絶対に撮りに行きたいシチュエーションです!
水中のワイドな景色も楽しめます!
水温が23℃前後の時が魚たちの活性が非常に高く
クマササハナムロ・ニセタカサゴ・ウメイロモドキがヒレナガカンパチやカスミアジ
ロウニンアジなどに追いかけられるシーンが多いです!
ユウゼンも玉の時期は終わりに近づきいつも通りの生活に戻っているような気がしています。
7月から本格的にダイビングをできる日が来ると思うと
とても楽しみでしょうがないです!
ダイビングができる幸せを皆さんと感じれたら最高です!
それではまた来月にお会いしましょう!
小笠原ダイビングセンター コーヘー
おまけで何とか確認できた先日の部分日食