
本日は大瀬崎よりカズがお届けいたします
さて
この間友人から電話が来て
facebookや最近のガイドブログを見ていて
イカ類のアップが多いからなのか
「お前イカと結婚するのか??」
とか
「イカと結婚したら友達やめるから」
などなど
と言われます
・・・。
いやいやいや・・・。
イカとは結婚しませんから!!
っといいつつ
イカの写真ばかり載せているのですが・・・
またイカの話をしたいと思います(笑)
ダイバーの方々は擬態している生き物をガイドさんに見せてもらったり
自分でもみつけたりしていることがあると思います
オレンジ色のイロカエルアンコウがオレンジ色のカイメンにいたり
エビなどはホストの模様にまでなりきっている奴もいますね
でもこれらの生き物たち、
実はゆっくりと時に何時間も時に何日もかけて色を変えていくのですよ
ずっと動画を撮ってその後早送りするのも難しいので
変わっていくところを見るのは困難ですよねι(´Д`υ)アセアセ
でも、生き物たちが瞬間で色が変わるのを見てみたくないでしょうか??
実は見ることが可能なのです。
それが可能なのがイカの仲間なのですヽ(´▽`)/
では
前回のコウイカの仲間は小さかったので
まずは大きいコウイカの仲間の生態をご紹介したいと思います
今回ご紹介していく1匹目のイカはこれ
大瀬崎では冬~春ぐらいに見ることのできる大型のコウイカの仲間
カミナリイカです
では、次はちょっと寄ってみましょう(*゚ー゚*)
・・・・
2枚目写真見てわかりますね
少し色変わりました
さらに寄ってみますと・・・。
白くなりました
警戒色でしょうか??
面白いですようね
またコウイカ以外でもスルメイカやホタルイカモドキ科の仲間などなど
のイカ達も色を変えていきます
最近、ライトトラップで現れたジンドウイカ科の仲間(個人的にジンドウイカかなと思う)も
色の変化がすごく、全く違うイカに見えてしまいますΣ(゚д゚;)
最初は綺麗な白色だったのですが
追いかけるとやや赤色へと変化
ひたすらライトを当てていると動きが止まりまたも白色へと変化
止まった時の混乱状態だからなのでしょうか??
そもそも
なぜこのようにイカたちは色を他の生き物よりも早く
変化させることができるかというと
色をふくんでいる色素細胞(色素胞というらしい)を
伸ばしたり、縮めたりすることにより
スピーディに体色を変化させる事が可能なのです
(コウイカの仲間は電気信号が走っているかのようにとても変化が綺麗)
逆を言えばそういう面があるのでイカの仲間たちの同定するのも難しいのですがね。。。
とりあえず水中でイカを見かけたら立ち止まった観察し続けてみてください
緊張したり興奮して色を変えるところを見れると思うので!
観察も楽しんで見てください
以上、大瀬崎よりカズでした(._.)
facebook 堀口 和重
「撮ったど~!大瀬崎ライトトラップ獲物図録」 ダイバーオンラインウェブサイト