
本日は大瀬崎よりカズがお届けします
大瀬崎は水温も上昇してきました。
ミジンベニハゼやマツバスズメダイ、
マダコなど抱卵している生き物も目立ちます
大体は去年のブログで載せたので
今年のミジンベニハゼのハッチアウトなどはたくわんに任せようと思います。
なので今回は大好きな卵に行かずに浮遊系に戻ります
そしてさらに毎週の定番の大好きなイカではなく
稚魚のほうを皆様にご説明していきたいと思います。
稚魚っていうとイメージはわかないですよね
んーっとでは身近なもので
イワシの稚魚と言ったら何か思い当たりませんかねぇ
スーパーとか魚屋さんに売ってるあれ
そうっ
シラス
でもたいていは釜茹でだと思うのでしろーい体ですよね
ではとれたてってどうでしょうか
生シラス食べた人はわかると思いますが透明なのですよ
まだ体に色がついていなく綺麗な透明なスケスケ姿
人間ではそんなしていたらかなり危険ですよね
そんなスケスケな生き物たちが見られるって考えるとなんかドキドキですね
6月日は水面にこの稚魚たちが水面付近で見かけられました
この時期以外でもよく見かけるこの稚魚
どうやらイソギンポの仲間の可能性があるとの事
正面顔はこんな感じ
横から見てみるとこれ
イソギンポやタテガミギンポに近い種のようですが
確定とは言い切れないようです
日本産稚魚図鑑 第二版 P1176・P1177
6月3日の水曜日はほとんどこの稚魚
とにかくものすごい量がライトの周りを多い尽くした
その単独個体
イワシ類だと思ったのですがそこまでで自分が調べても限界
これはウルメイワシの稚魚のようです
日本産稚魚図鑑 第二版 P96 b15.6mm
少し時間が戻り
去年はホウボウの仲間の幼魚をブログに乗せたのですが
そのさらに小さいサイズ
2月ごろ見られた
透明バージョン
胸鰭が黄色くとても綺麗
さらに後ろ姿も素敵
日本産稚魚図鑑 第二版 P638 b12.1mm
ホウボウの仔魚のようです
それにしてもスケスケ個体はいろんな意味で怪しいですね
ライトトラップもある意味怪しいし(笑)
以上、大瀬崎よりカズがお届けしました。
参考資料 ・ 日本産稚魚図鑑 第二版
協力 ・ 小嶋 純一 様
(公財)海洋生物環境研究所
facebook 堀口 和重
「撮ったど~!大瀬崎ライトトラップ獲物図録」 ダイバーオンラインウェブサイト