
本日は大瀬崎よりカズがお届けします。
いよいよ春3月になりました。
水温が湾内では17℃と4℃ぐらい上昇水温は上がりダイバーとしては大体がいいと思われるのですが、
少し残念なところもあります。
今年こそは!と狙っていた生き物の産卵の可能性が水温が上昇すると見れなくなるかもだからです。
1月~2月まではその生き物を狙っていましたので、話を冬に戻します。
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毎年恒例、大瀬崎の展望所を上から見下ろすと海には集魚灯により輝きを放つイカ釣り船が見られます。
望遠レンズで拡大してみると釣り船はこんな感じでイカたちを光で誘き寄せているのです。
その生き物の正体はこのイカ
冬のシーズンに現れるヤリイカなのです。
これは1月に撮影した、雄の大きめの(70cm前後)のです。
この時は夕方ごろに偵察へと湾内の漁礁へと来ていました。
2月の前半は所々でメスが生んだ卵は湾内各所で見られました。
生みたては白くて非常にきれいなのです。
2月の後半
数十日で今度は体もできます、生まれそうな個体は卵の中で体を動かしているのも観察できます。
ようやく現在へと戻ります(3月)
私がナイト時に行っているライトトラップという方法で生まれてから少し経つ稚イカも集まります。
大きさは5㎜前後とかなり小さいですが、色のついた細胞、色素胞はとても綺麗ですよ。
さすがに偵察&産卵ヤリイカはこの水温で来るのは難しいと思われますが、
まだ湾内には卵は残っていますし、トラップでは稚イカも確認できますよ
以上、大瀬崎よりカズでした。
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