
本日は大瀬崎よりカズがお届けします。
3月も終了いよいよ、新シーズンが到来
今年は1月~3月までに撮りたかった生き物の写真が撮れず。。。
来年にお預け
一つはヤリイカの集団産卵
2010年(まだ私が大瀬崎にいなかったころ)に湾内にて集団でヤリイカが産卵したとの情報はありました。
今年こそはとそれが見れえるかと思っていたのでしたが、残念ながら訪れず・・来年に持ち越し。。。
一応今年のヤリイカの写真はこちらで
もう一つ狙っていたのは
先端のコウイカの仲間
求愛時に伸びるイカを1月に確認して以来先端に行けるときは
探し続けたのですが、こちらも残念ながら見つからず。。。
ただ水温はまだ低いので今も根気強く捜索中という感じです。
そんな先端のコウイカを捜索中にはよくよく別の生き物にも会います。
とくにハナダイの量は圧巻で、珍しいハナダイにも本来の生息水深より浅めのところで
出会うこともあるのです。
前振りは長かったですが、久々に浮遊系・イカ以外の生き物も少しだけ紹介していきます。
まずはミナミハナダイ、これだけ見やすいところは大瀬崎だけでは?と思われるのです。
もうすぐ婚姻色が強く出てきれいになりおススメです。
この群れは40m前後にいるのですが、
小さい群れは20m前後からはぐれている個体になると12m前後と
浅場でも見られるためこちらもおススメになります。
かなり前からはもう1種深場のハナダイがでています
それがシロオビハナダイです。
こちらは普段50m~ぐらいの深場にいるハナダイの仲間ですが、
30m前後と普段生息水深より浅く上がってきています。
ほかにも数種類のハナダイの仲間たちが確認されています。
先端にはこのような珍しいものが沢山ですが、
なによりすごいといえるのは普通種のキンギョハナダイの量
こんだけいる海はなかなか他にはないっと!っと言えますね。
ハナダイを見た後の浅場へと戻ると今度は海藻の世界。
素通りしそうなんですが帰ってきたときのこの光景はたまらなく好きです。
さて、以上で終わりにと言いたいところですが、
やはり浮遊系もないと自分自身しっくりこないので載せさせていただきます。
2月に戻りますが、すごかったのは群れのスルメイカ幼体です
以前、ダイバーオンラインでも写真を載せていますのでよかったら見てください。
これもいろいろとエピソードがあり、最初にこの群れが出現して2月にフェイスブックに投稿。
するとスルメイカの写真で超大御所が食いつきました!
水中写真家の中村浩治さんです。
外洋種のスルメイカの幼体は年に冬から春に数回群れになることがあるのです。
この群れ、見られるのはナイトがほとんどで日中は見たことがありません。
世界各地を撮影する、プロの写真家の方でもお目にかかりくいイカの群れなのです。
ボディがきれいで単体ではこんな感じです。
群れは2~3週間に続いてお目にかかれました。
またガイドブログのしょう君が潜りに来たときの写真が撮れているので、
しょう君ぬきで(笑)
ほかにも別の日には水中写真家阿部秀樹氏発見の
オオバウチワエビだと思われるニスト幼生が現れました。
こちらもこのステージは珍しいのです。
一緒に潜っていた、たくあんがライトを当ててフォローしてくれたので
こちらはたくあん抜きで(笑)
そんな感じの今年度でした!
以上ガイドブログメンバーをバックにコンプリートの写真をひそかに狙っている、
カズが大瀬崎よりお届けしました。
こちらもよろしくです↓
ダイバーオンラインウェブサイト
ウェブサイト
フェイスブック 堀口 和重