
本日は大瀬崎よりカズがお届けします。
10月に入り、あっという間に今年も残り3カ月ですね。
ニシキフウライウオやクマドリカエルアンコウなど少しづつ出てきています。
これから、どんどん増えてくれるといいですね。
さて、そんな生き物の紹介ではなく
今回は皆さんにナイトでの浮遊系スぺシャルをお届けしたいと思います。
9月のライトトラップは中々な秋のトラップって感じでしたよ。
ただ、ほとんどが私の一人舞台でしたが・・・(笑)
それでは
20連発で皆さまに浮遊生活する生き物をご紹介します!!
9月の前半まではチョウチョウウオな仲間のトリクチス幼生が水面付近で多く見られました。
今年はかなりの当たり年かぁと思いきや、そこまで幼魚見られませんでした。。。
不明種の稚魚
5㎜ぐらいでちっちゃい・・・。
種がわかり次第載せます。
ヨウジウオの仲間でしょう。
15cmぐらいと糸くずのようです。
こちらも水面付近で多く見られます。
9月中場には信じられない生き物が登場
どうやらタチウオの稚魚のようです。
海洋生物環境研究所 中央研究所 小嶋純一 様 同定ありがとうございます。
ここからは今度はイカ
ホタルイカモドキ科の1種
ライトバックで登場です。
相変わらず裏側の発光器は神秘的ですね。
横から
やや下気味からの撮影
目の部分の発光器
その周りの発光器が見られます
同じイカなのですがバックライトでの撮影に切り替えると
透明感が出ます。
こちらは別のイカの仲間になります。
毎年出ているのですが不明種ですね。
こちらもメインをバックライトで!
ケンサキイカだと思われるジンドウイカ科の仲間
10個体ぐらいの散らばった群れで泳ぎ回っているところが
確認できました。
次は甲殻類
集まりがいいとよくあらわれるゾエア。
全体伸びているところ。
こちらもよく見られるタイプですね。
ヤドカリのグラウトエ幼生でしょうか?
7㎜前後でなんなのかは不明ですね。
ヘイケガニ類のゾエア
こちらはライトにかなり寄ってくる個体です。
こちらもよく見られるゾエア。
単体で機敏に動き回ります。
このサイズだと種の同定が困難なタコの仲間の幼体です。
ここのところ、見られるタコの仲間。
クラゲに乗って移動しているのでしょうか?
2週連続でクラゲに乗っている姿が確認されました。
外洋性の種類なのでしょうか??
9月の浮遊生物情報はこんな感じです。
次回は30連発狙おうかなぁ。。。
以上大瀬崎よりカズがお届けしました!
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