
こんにちは、本日は葉山から田中翔がお届けします。
僕はこの1か月間は、ひたすらアナハゼの産卵を追ってきました。
ただ、ただ図鑑やネットでは、カイメンやホヤの中に卵を産み付けている画像はよく目にしますが、実際に葉山だとどこでやっているのか検討がつきません。
そこで、まずはアナハゼがどこにいるのか、遭遇した場所を記録。
11月中旬までは、浅瀬での遭遇率が高かったのですが、最近ほとんど同じ場所では会えていません。
少し場所を変えているのでしょうか??
普段観察している魚は、放精、放卵を行うタイプが圧倒的に多いですが、
アナハゼは、オス、メスで交尾を行うちょっと変わった生態を持っています。
(本日の写真はすべてTG3で撮っています。)
立派です!笑
通常、アナハゼの交尾はオスがメスを襲う形で行われます。
その理由はこちら
手前がメス、奥がオスです。
メスのほうがオスに比べて2倍くらい大きいです。
そのため、ふとメスの前にオスが出てしまうと食べられる危険性があります。
その危険性を回避するために、メスのすきをみてオスが襲うという交尾を行っています。
観察を続けているとメスの後ろをちょくちょくついて回るオス、そのオスの後ろから僕が
ついてまわるという、はたからみると変な光景が広がっています。笑
まだ、産卵を見ることができていませんが、僕のアナハゼに対する情熱は衰えて
いませんので次回、必ず紹介しますっ(プレッシャー!!笑)
以上、翔です!