
こんばんは!!本日は奄美大島からホマレがお送りしま~す!!
やっと夏らしく安定した南東の風になってきた奄美・・・ちょいと遅い気もしますが・・・。
水温が30℃を超えてきているので、サンゴの白化が進行していて心配・・・・。
去年も白化でやられてしまったサンゴがあったのですが、今年は8月の前半に台風がやってきてくれたので安心していたら
なんと下がった水温は0.5℃・・・。何しにやって来たんだろうと言いたくなる台風でした(笑)
本日のご紹介する生物は シライトベンケイハゼ 学名:Priolepis profunda
2013年にシライトベンケイハゼと和名がつき、それまではオレンジコンビクトゴビーと呼ばれていたベンケイハゼの仲間!!
ちょっと深場にいることが多いのですが身体についた横縞模様は他のベンケイハゼの仲間より細く色も綺麗な個体が多いのです。
他のベンケイハゼよりも深場を好むので、この個体も水深26mとちょっと深めです。
顔つきは言うまでもなく可愛らしい☆
ここからは完全に自論ですが、数が多くないので自分が見つけた数個体を観察して、他のベンケイハゼにはない特徴があるような。
というのはダテハゼの仲間のように共生するテッポウエビが存在します。
他のベンケイハゼ類ではあまり見られないのですが、自分の見た数個体すべて同じテッポウエビの仲間と共生していました。
というのがこのエビ!!
名前は調査中・・・。ニュウドウダテハゼと共生するテッポウエビにも似てますが触角の色や目の感じがちょっと違うような・・・。
見つけた個体の環境が似ている点等もあり、まだ共生していると断定はできないのですが、
もし共生していたら他のベンケイハゼとは違った独自の生態を持っていそうでちょっとワクワクしますね。
もう少し観察と調査を進めたいと思いま~す。
もう少し浅くいてくれるとありがたいな~(笑)
諏訪 誉