
寒波が多い今年の12月!!
奄美でもしっかり冬を感じております(笑)
今年はクジラの到来が早いかもしれないな~と思いつつ寒さの中に楽しみも感じてます。
とそんな奄美から今日のご紹介は!!
ハゼとテッポウエビの新たな関係!!
以前はいくらハゼが巣穴に砂を落そうが文句一つ言わず健気に巣穴の手入れをするテッポウエビという
奥ゆかしさのある日本人女性のようなエビだとばかり思っていたのですが、今年に入って新たな発見が!!
ゲストさんと観察しているとハゼが浮遊物を加えて巣穴に持ち帰る姿を見ることが出来ました。
自分が食べるではなく完全にテッポウエビへのプレゼント的な感じです。
近くに海藻があったのでその海藻をちぎり潮に乗せて上手くハゼの近くへ持って行くと同じ事を何度もやってくれます。
エビに対するハゼの優しさを感じ取ることのできる感動的なこのシーン!!
持ちつ持たれつの関係はやはりお互いの思いやりの賜物なのだと感じた瞬間でした!!
水温が下がってしまい夏ほどやってくれなかったのですが・・・。
遊びに来ていただいた『すぐもぐ』の茂野さんにも画像をいただきました。ありがとうございま~す!!
そんなプレゼントをもらったテッポウエビはさぞ喜んでいるだろうと思って出てくるのをじっと待っていると・・・。
お気に召さなかったようで巣穴から海藻をハサミで持ちポイッとゴミを捨てるかの如く・・・・巣穴の外へ・・・。
旦那さんがお嫁さんが喜ぶだろうと買ってきたプレゼントがお気に召さなかったときに悪びれもなく友達や子供に上げるというあれでございます・・・・。
ハゼとテッポウエビに見た熟年夫婦像でした(笑)
いや~本当勉強になるな~!!
こうならないように気をつけようと感じた一幕でした。
諏訪 誉