
アビヌーン!
今年でマダンで働いて3年が経ちますが、マダンにガイドとして就任する前から「これはやりたい!」と望んでいたことがあります。
それは新しいダイブサイトの開拓です!
ダイバーがあまり入っていない手付かずの海が残るパプアニューギニアだからこそできることで、自分がマダンを離れた後も何か残していけたらいいなと思っていました。
その新しいポイントへは昨年の6月ごろから時々潜っていたリーフで、ソフトコーラルが手付かずで非常に綺麗な場所。今回はちゃんとカメラを持って、コンディションの良いときに潜ることができました。雨季に潜るのは初めてでしたが、乾季との違いにびっくりしました。
ウメイロ系の魚が次から次にシャワーのように降ってくるし、ロウニンアジやツバメウオやカンムリブダイと魚影濃く、魚種豊富で、リーフの手付かずさだけを見ていた乾季の時と印象が全然違いました。
自分のお気に入りの場所はここ。

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ソフトコーラルが生い茂ったリーフにキンメモドキがぎっしり!
そこへツバメウオが来たり、ウメイロ系の群れが来たりするシチュエーションもあり、これが自分の求めてたパプアニューギニアのイメージだ!と思えました。

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ダイバーはおろか、ローカルたちにだって知られていないリーフ。一緒に潜ったダイブショップのスタッフも「何でもっと早くに教えてくなかったんだ!」と感動したほど。最近早速お客さんを連れて行って潜りに行っていました。
ところで、ここのポイント名ですが。
自分が見つけたポイントを自分の名前をつけるのはなんか納得いかなかったので、新しいポイントの名前は「Lamsang Reef」としました。
Lamsangはドイツ語で「ゆっくり」。
そのポイントの向かい側にはドイツ語で速いを意味する「Rasch」Passageというポイントがもともとあったので、その反対語「Lanmsang」が自然としっくりきました。
この「Lamsang Reef」が自分がいなくなった後も潜り続けて、多くのダイバーに感動してもらえることを願います!
パプアニューギニア・マダンリゾート
ニューギニダイブアドベンチャーズ
Taka